書籍だより

「トコトンやさしい5Sの本」大好評12刷になりました!

「トコトンやさしい5Sの本」大好評12刷になりました!

大好評「トコトンやさしい5Sの本」日刊工業新聞社刊(平野裕之・古谷 誠著)が12刷になりました。

「物づくりの心」を読んで

物づくりの心               
株式会社 N    Y・I

「工場とは何ですか」という問いがあったが、これかの時代は「工場は物づくりの場」ではなく、「顧客にサービスを提供する拠点」であるという。顧客ニーズが原点となり、お客様でいうと、歯科医、技工士、小売店の営業マンが望む事を製品として具現化し、提供する事がわが社の存在理由になると考えられる。しかも5つの重要な鍵があり、
タイムリーに
高品質で
低価格で
短納期で
全ての面で安全を満たさなければならない。いつも言われていることだが、全て達成しているだろうか。
昔は職人の手で1つ1つ心を込めて作っていた→大量生産になり効率を追求するようになり忙しく時間に追われ、心をなくしたものづくりになったと書いてあった。
忙しいという字は心を亡くすと書くという一説には、なるほどと感動した。
顧客にとっては100個作ろうが、1000個作ろうが1個は1個であるという事、社内留学でバリオスの設置に行った時に肌で感じる事ができた。箱を開ける時、怖かった。
多品種少量生産に移り変わる中で、1個流しの重要性、ロット流しのムダの多さを考えると、工場にも顧客にも大きなメリットが生まれる。
現在、セル化に取り組む中で、どこまで理想の1個流しやライン化ができるかわからないが、まず徹底した5Sを行い、ムダを表面化させ排除しなければならない。
環境が変化しているのだから、そこで生きているものは変革しなければならない。
この物づくりの心を読んで強く感じた。

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